新刊『院長と院長夫人のためのクリニック経営Q&A―教科書では教えてくれない実践マネジメント―』が、2026年8月12日に知影舎より発売されます。
本書は、私が15年間にわたり、経営情報誌『メディカルマネジメント(旧・医業情報ダイジェスト)』で連載してきた「クリニック相談コーナー」の中から、クリニック経営の現場に役立つテーマを厳選し、新たな視点も加えて一冊にまとめたものです。
採用、人材育成、患者対応、組織づくり、経営改善、事業承継――。本書で取り上げているのは、いずれも実際のクリニック経営の現場で寄せられた、リアルで切実な相談です。
「求人を出しても応募がない」
「スタッフの注意・教育をどのようにしたらよいのか」
「クリニックの経営のことを話すと夫婦喧嘩になる」
こうした教科書どおりには解決できない問題に対して、医業経営コンサルタントとして30年にわたり現場で培ってきた経験をもとに、具体的な考え方と対応策をお伝えしています。クリニック経営に迷ったとき、明日からの行動につなげていただける実践知を詰め込みました。
本書が、日々奮闘されている院長、院長夫人にとって、迷ったときに立ち返ることのできる一冊となり、新たな一歩を踏み出すきっかけになれば、これほどうれしいことはありません。
また、クリニックを支える税理士、社会保険労務士、行政書士、会計事務所の皆さま、そして医療分野で活動するコンサルタントの方々にも、ぜひ手に取っていただきたいと考えています。
本書でお伝えしているのは、知識や制度だけではありません。院長や院長夫人の悩みにどのように耳を傾け、経営者の立場に寄り添いながら、現実的な解決策をともに考えていくのか。その姿勢についても、数多くの事例を通して紹介しています。
経営を支える人の関わり方が変われば、院長や院長夫人の判断と行動も変わり、クリニックも少しずつ変わっていきます。
院長と院長夫人が笑顔でクリニック経営を続けられること。そして、その笑顔の積み重ねが、地域医療を支える確かな力になることを、私は信じています。
本書が、そのための小さくても確かな一歩となることを、心より願っています。
2026年8月8日